※当サイトのリンクには広告を含む場合があります。紹介する教材・サービスは、筆者が実際に使用・検討し、学習効率や合格に寄与すると判断したもののみを掲載しています。
「宅建の勉強を始めたいけど、独学でやるか予備校に通うか迷っている」
──そんな悩みに、独学も予備校も両方を経験した私が答えます。
私は最終的に独学+直前講座+模試というハイブリッド戦略で合格しました。
この記事ではその実体験も交え、迷いを解消できる判断軸をお渡しします。
- 独学のメリット・デメリットがわかります。
- 予備校のメリット・デメリットがわかります。
- 自分に向いている学習スタイルを知ることができます。
- 主要予備校・通信講座の強みを把握できます。
- 「独学+直前講座+模試」というハイブリッド戦略の具体像を得られます。
- 合格に必要な学習マインド(能動性)を理解できます。
独学で宅建を目指すメリット・デメリット

独学で良いこと、悪いことは何でしょうか?
それぞれの特徴を見ていきましょう。
独学のメリット

- 費用が安い: 市販のテキストと過去問で数千円〜1万円程度。
何と言ってもテキスト代+受験料だけの最安コース。 - 自分のペース: 通学不要・スキマ時間活用で生活に合わせやすい。
時間を拘束されずに勉強することができます。 - 自由度が高い: 教材やスケジュールを自分で最適化できる。
誰に何を言われることもないですし、慌てることもありません。
独学のデメリット

- 情報整理が難しい: 何にどれだけ時間をかけるかの判断が必要。
- 挫折リスク: 孤独な学習になりがちで、モチベ維持が課題。
- 遠回りしやすい: 私もテキストを買い漁り、100時間以上ロスしました。
予備校に通うメリット・デメリット

一方で予備校の方はどうでしょうか。
費用に見合ったサービスを提供してくれるのか、メリット・デメリットを探っていきましょう。
予備校のメリット

- 効率的に学べる: 合格に必要な範囲へカリキュラムが最適化。
- 時間を節約: 出題傾向に沿うので迷いが減り、最短ルートを進めやすい。
- オンデマンド授業: 苦手箇所を繰り返し視聴でき、理解が定着。
- 最新情報に強い: 法改正・統計データの反映が早い。
- 独自サポート: 自習室、直前対策講座、オリジナル模試、解答テクニック講座など。
予備校のデメリット(ここが誤解されやすい)

予備校に通ったからといって、毎日「今日はここまでやってください」と連絡が来るわけではありません。
結局は自己管理ができるかどうかがカギです。
私は以前「予備校に通えば受かる」と信じ、授業・課題・模試をこなすだけの受け身学習になって不合格を経験しました。
また、授業を一度で理解できる人もいれば、私のように何度も繰り返し聞かないと理解しづらいタイプもいます。
学習スタイルには個人差があるため、自分のタイプを知ることが重要です。
補足: 予備校をフル活用すれば、独学では得がたい価値も大きいです。自習室での集中環境、直前対策、オリジナル模試、解答テクニック講座、合格のための戦略レクチャーなど、飽きさせないプログラムが揃っています。各社の無料体験や資料請求を活用して、肌感で比較しましょう。
オンデマンド配信のありがたさ
余談ですが、20年前はビデオを受付で借りてブース視聴、復習はカセットテープにダビングという時代でした。
今はオンデマンドで何度も見返せるので、繰り返し学ぶタイプの私には非常に助かる仕組みです。
あなたは、どちらに向いている?チェックリスト

独学に向いている人

- 自己管理ができる/一人で進めるのが苦ではない
- 費用を抑えたい
- 自分のペースで柔軟に学びたい
予備校に向いている人

- 時間を節約して最短で合格したい
- モチベ維持や情報整理が苦手
- 法改正・最新トピックを確実に押さえたい
要するに、「お金で効率を買う」か「節約して自力で戦う」か。
ここが大きな分岐点です。
主要予備校・通信講座の強み(体験ベース)
- TAC: 網羅的テキストと模試の充実。標準〜上級まで安心。
- LEC: 判例解説が深く、法律知識を厚くしたい人向け。
- ユーキャン: 通信中心でコツコツ継続しやすい。忙しい社会人に相性◎。
- フォーサイト: フルカラー教材+eラーニング。スマホ学習が強み。
- アガルート: オンデマンド授業が分かりやすい。短期合格狙いの層に人気。
- スタディング: 低価格帯で始めやすい通信講座。動画・アプリでスキマ時間を勉強時間に変換。通勤学習と好相性。
まずは無料体験や資料請求で雰囲気を掴み、自分に合うかどうかを見極めましょう。
私の体験談|独学+直前講座+模試のハイブリッド戦略
私は2020年、基礎は独学で積み、直前期は予備校の直前講座で法改正・統計を効率的にカバー。
さらに模試を複数回受験し、時間配分や弱点を客観的に把握しました。
この経験から、宅建学習は独学か予備校かの二択ではなく「組み合わせ」が有効だと確信しました。
ワンポイント: 予備校に通う方は、基本的に専用テキストと問題集が付属します。
市販教材を追加すると意図・解説の切り口がズレて混乱する恐れがあるため、教材は一本化が鉄則です。
結論|合否を分けるのは「能動性」
独学でも予備校でも、成果を出す人は「言われたからやる」ではなく、自分から掴みにいく人です。
疑問を潰し、繰り返し、弱点を特定して対策する──この能動的な姿勢こそが合格を引き寄せます。
私自身、受け身学習で不合格も経験しましたが、戦略を見直し、直前講座や模試を目的意識を持って活用したことで合格できました。
合格通知を手にした瞬間の喜びは格別。
「やればできる」という自信がつき、成長を肌で感じられました。
これは資格を超えて、人生の大きな資産です。
※本記事は筆者の体験・調査に基づいて作成しています。最新情報は各公式サイト等でご確認ください。
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