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「受験票と筆記用具さえあれば大丈夫でしょ?」
――そう思って会場に行くと、忘れ物ひとつで余計な焦りが生まれます。
宅建試験は1年に1回。
私は過去に受験票を自宅に忘れて取りに戻り、開始直前まで心拍が上がりっぱなしでした。
そこで、本番で力を出し切るための持ち物を完全リスト化し、合格者目線のプラスαまでまとめました。
- 宅建本試験の必須持ち物がわかります。
- 合格者が持って行く便利アイテムがわかります。
- 忘れ物をゼロにするチェック手順を知ることができます。
- 前日準備〜当日朝〜直前の動き方がわかります。
結論|宅建試験前日は「準備8割・当日2割」

試験直前はただでさえ緊張します。
忘れ物ひとつで集中が切れるのは痛恨です。
前日にほぼ全て必要なものは揃えておきましょう。
当日朝になってから慌てるとメンタル的にも良くないです。
前日夜に詰める+当日朝に再チェックの2段構えで、忘れ物ゼロ&平常心をキープしましょう。
必須持ち物(これを忘れると受験できない可能性あり)

必須の持ち物について解説します。
一番肝心な受験票以外にも必要なものがたくさんありますので確認していきましょう。
1. 受験票(写真貼付の確認)
- 顔写真の貼り忘れ・サイズ違いに注意。
- 会場地図・集合時刻の確認にも使える。
会場が大きな大学キャンパス等ですと、20棟くらい校舎があります。
大きな会場の場合は少し余裕を持って出発するようにしましょう。
2. 筆記用具
- HB〜Bの鉛筆を最低3本(折れ・転落対策)。
- 消しゴム2個(落とした時のバックアップ)。
- シャープペンも可だが、マーク濃度の点で鉛筆が安心。
シャープペンを使う場合、芯の準備も忘れずに。
3. 腕時計(アナログ推奨)
- 会場に時計がないケースあります。
スマホは使用不可。(封筒に入れて封をする場合があります) - 腕時計でもデジタル表記(アップルウォッチやG-SHOCK等はNG。)
必ず針のあるアナログ時計を持ち込みましょう。 - 残り時間を1時間=25問の目安で管理。
4. 本人確認書類(求められる場合)
- 運転免許証・健康保険証など。念のため携行。
合格者の便利アイテム(安心感と集中力を補強)

以外にも準備し忘れがちなのが、軽食類。
試験は午後1時から開始されるため、お昼を抜くわけにはいきません。
昼食後は脳の働きが悪くなるため、ちょっとした軽食を準備していきましょう。
1. 軽食(チョコ・ようかん・バナナ等)
- 糖分で脳に燃料補給。
食べ過ぎは眠気の原因なので量は控えめ。
2. 飲み物(常温の水・お茶)
- カフェインの摂り過ぎは利尿作用で集中を削ぐ恐れ。
常温水が無難。
3. 上着・羽織りもの
- 会場の空調は選べません。
座った席が空調の直下かもしれません。
また、試験は10月ですので、当日の天候により気温が暑かったり寒かったりします。
会場も天候により冷房をかける場合もあり、体温低下対策としてすぐに着れる羽織りものを準備しておきましょう。
4. 弱点ノート・ピンポイント教材(直前確認用)
- 一問一答の全冊持ち込みは重くて非効率。
- 自作の弱点ノートや、テキストの読む箇所を決めた数ページだけ持参。
- 「ここだけ見れば大丈夫」という安心を携帯するイメージ。
5. ティッシュ・ハンカチ・のど飴
- 会場は乾燥しがち。のど飴で咳き込み対策を。
- 手汗や机の拭き取りにも使える。
試験前の過ごし方|トイレと最後の準備

宅建は着席指定時間があり、以後の離席は基本不可。
トイレは着席直前ギリギリに行くのがおすすめです。
開始後に我慢するストレスは集中力を大きく削ります。
また、会場の乾燥対策としてのど飴をひとつ口に含み、咳き込みリスクを下げておくと安心です。
忘れ物をゼロにするチェック手順

- 前日夜:このリストを見ながらカバンにすべて詰める。
- 当日朝:受験票・筆記用具・腕時計の三種の神器を再確認。
- 紙のチェックリストを印刷(スマホ依存はバッテリー切れが怖い)。
体験談|忘れ物で崩れかけた本番

私は一度、受験票を忘れて取りに戻り、会場到着が開始20分前に。
焦りのせいで冒頭10問を飛ばすほど頭が真っ白になりました。
準備不足は、それだけで得点力を下げるリスクになります。
当日のミニQ&A

Q. スマホを時計代わりにできますか?
A. できません。試験中は電源オフが原則。アナログ腕時計を用意。
Q. シャープペンだけでも大丈夫?
A. 原則可ですが、マークの濃度・芯折れ対策で鉛筆複数本が安心。
Q. カバンは何が良い?
A. リュック推奨。両手が空き移動がスムーズ、落下リスクも低い。
まとめ|忘れ物ゼロ=平常心の最大化
- 必須:受験票/鉛筆・消しゴム/腕時計
- 便利:軽食/常温水/羽織り物/弱点ノート/ティッシュ・ハンカチ・のど飴
- 動線:前日一括詰め → 当日朝の再チェック → 着席直前のトイレ
準備8割・本番2割。持ち物準備は単なる作業ではなく、心を落ち着けて本番に集中するための戦略です。
あなたの努力を1点に変えるために――忘れ物ゼロで、安心して挑みましょう。
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