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「試験当日、緊張して頭が真っ白になったらどうしよう⋯⋯」
そんな不安は、ここまで本気で頑張ってきた証拠です。
でも大丈夫です。
当日は“準備した型”に従うだけです。
余計なことを増やさず、落ち着いて動けば実力はちゃんと得点になります。
この記事では、朝の過ごし方から食事の工夫(眠気対策)、持ち物、試験中の時間配分、マークずれ防止、自己暗示と開き直りまで、当日の行動を小さな手順に分解して具体的にお伝えします。
当日の不安を減らし、落ち着いて実力を出すための“行動マニュアル”を一気に整理します。
特に食事とルーティンのコツは差が付きやすいポイントです。

【筆者】マコズ
宅建士 マンション管理士 FP
神奈川県出身の不動産業界25年の現役不動産マン
”人生後悔する暇があるなら自分をアップデート”をモットーに資格取得方法や仕事に活かせる情報を発信しています。
- 朝〜試験開始までの流れがわかります
- 眠気を防ぐ食事の工夫(軽食プラン)がわかります
- 忘れ物ゼロの持ち物チェックができます
- 会場到着後の落ち着くルーティンが身につきます
- 本番の時間配分・解答順序が具体的にわかります
- マークずれ防止と自己暗示・開き直りのやり方がわかります
- 終了後の自己採点との付き合い方がわかります
宅建試験当日の過ごし方【結論】

当日こそ新しいことをやるのは不要です。
事前に決めたルーティン=型に従い、普段どおりに動くほど緊張は下がり、集中力は上がります。
やることを増やさず、“守る”ことに徹しましょう。
理由|特別なことをすると不安が増す

人は不確定な行動を取るほど緊張が増します。
一方、いつも通りの流れは心を落ち着かせます。
当日は知識を増やすよりも、行動を習慣化して安心感を得ることが大切。
だから「何をやるか」より、「やらないことを決める」方が効果的です。
具体例|試験当日の過ごし方 7ステップ

以下は、誰でも真似できて効果が出やすい7ステップです。
順番に“なぞる”だけでOKです。
ひとつずつ見ていきましょう。
朝は普段より30分早起き。
新しいテキストは開かず、見るのは弱点リストのみ。
「知っていることの再確認」で心が落ち着きます。
朝食は後述の「食事の工夫」を参考に。
「食べると眠くなる」が不安でも、“食べない”はNG。
空腹は集中力を下げ、ケアレスミスの原因になります。
ポイントは量・内容・タイミングの4つだけ。
- 量:普段から食後に眠くなりやすい人は、軽食に分割(例:おにぎり1個+バナナ+ヨーグルト)。食べ過ぎない。
- 内容:消化のよい低〜中GIの炭水化物+たんぱく質が基本(おにぎり+鮭・ツナ、ヨーグルト、ゆで卵、バナナ)。
避けたい食事:揚げ物・脂っこい料理・砂糖多めの菓子パン・初めてのサプリ。 - タイミング:試験60〜90分前までに食事を終える。会場到着後はラムネやチョコを一口でOK。
- 水分・カフェイン:こまめに水を一口ずつ。コーヒーは普段通りの量(増量はNG)。エナジードリンクは慣れていなければ避ける。
前夜にバッグへすべて格納し、当日朝は“確認だけ”にします。
これだけで不安が大きく減ります。
- 受験票/写真付き本人確認書類
- 鉛筆HB〜B(3本以上)・消しゴム(2個)
- 腕時計(アラーム・通知なし アナログ時計を)
- 上着(空調対策)・ティッシュ・ハンカチ
- 軽食(ラムネ・チョコ等)・飲料
会場には開始60分前到着が安心。
トイレ位置→座席→深呼吸3回の順に。
机上は鉛筆・消しゴム・時計・受験票のみを置き、視界の情報量を減らします。
弱点リストを5分眺めたら、目を閉じて当日の型をイメージ。
本番は「全問を完璧に」ではなく、取れる問題を取り切るゲームです。
迷ったら型に戻る。
- 40分ルール:最初の40分で20問。重い問題は立ち止まらない。
- △運用:3分悩んだら△を付けて後回し。最後に回収。
- マークチェック:10問ごと+最後5分はチェック専用時間。
- 設問の正誤対策:「正しいもの」「誤っているもの」には、設問の左上に大きく○/×を書き、さらに該当語句にも○/×を付けて取り違え防止。
不安は消せなくてOK。言葉で上書きします。合言葉は以下の3つ。
難問に出会ったら「みんな解けないから大丈夫」と開き直り、取れる問題に時間を回します。
すぐ自己採点しても、翌日にしても構いません。
SNSの未確定情報に流されないことが最重要。
今日のあなたは十分頑張りました。
本当によく頑張ったと言ってあげましょう!
まずは自分を労いましょう。
当日の服装・持ち物のコツ
服装|体温をコントロールできる重ね着が基本
10月の中旬は日により温かかったり寒かったりする季節です。
会場の広さ等によっても冷える場合や空調が効かない部屋での受験を余儀なくされることがあります。
荷物にはなりますが、必ず体温をコントロールできる服等を持参することをおすすめします。
- 空調対策に薄手の上着を持参
- 締め付けの強い服や新しい靴は避ける
会場入りの時間|60分前到着で余白を作る
遅延リスク・トイレ混雑・入室列などを見越して早め行動が安心。
トイレ動線|場所の把握と並びやすい時間帯
到着後すぐに場所確認。休み時間直前は混雑しやすいので早めに。
体験談|最初は真っ白でも、型が救ってくれた
私も本番の1問目で詰まり、頭が真っ白に。
そこで「40分ルール」と「△運用」を思い出して切り替え、取れる問題から着実に回収しましょう。
後半で落ち着きを取り戻し、合格ラインを越えられました。
大切なのは型を持っていること。
不安に飲まれない“より所”になります。
よくある質問(FAQ)
- 当日の持ち物の注意点は?
-
受験票、本人確認書類、筆記用具、アナログ時計は必須です。軽食と上着も忘れずに。
- 食事はいつ、何を食べれば良いの?
-
試験60〜90分前で、おにぎりやパン等を量は控えめに。お茶やコーヒーは利尿作用があるので飲み過ぎに注意。
- 緊張して手が止まりそうです。
-
「落ち着けば解ける」、「合格点で十分」を合言葉に、3分悩んだら△をつけて後回ししましょう。
落ち着かない時は、一旦目をつぶって深呼吸してみましょう。 - マークずれを防ぐコツはありますか?
-
10問毎にチェックを入れ、最後の5分はマーク確認専用時間として用意しましょう。
再結論|守ることで強くなる。当日は“型”があなたを助ける
宅建は満点を競う試験ではありません。
39点でも45点でも、合格証書に差はありません。
大事なのは通過するか、しないか。
当日は新しいことをせず、準備した型を守る⋯⋯それだけで合格に近づきます。
まとめ|落ち着いて臨めば大丈夫
最後に、当日に守るべき要点ををまとめると
- 朝:早起き→弱点リスト数分、食事は軽く賢く早めに(60〜90分前に終了)
- 持ち物:前夜にバッグへ格納→当日は確認だけ
- 会場:トイレ確認→深呼吸→机上をミニマルに
- 試験中:40分ルール/△運用/マークチェック/正誤○×明記
- メンタル:自己暗示「落ち着けば解ける」+開き直り「通過すればいい」
- 終了後:未確定情報に揺れない→まずは自分を褒める
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後の1日が、未来の10年を変えます。
落ち着いて、いつも通りのあなたで挑んでください。
努力は必ず点数に変わります。


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